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というご相談が最近多いです。
白髪染めってなんで暗くなってしまうの??
白髪染めって実は普通のカラーよりもダメージするって知ってました??
などなど白髪染めに関するあれやこれやとお伝えしていきます♪
明るい白髪染めは可能なの??
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今までの白髪染めってなんだたんだろう??
と思えるくらい自然な明るさでの白髪染めってできるのです♪
- 白髪染めって暗くなる
- 染め終わりに頭皮や顔まわりがビッシリ染まってる
- しみにくい
などなど
メリットがたくさんのカラー方法があるんです。
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実は普通の白髪染めは傷む??
そう、あまり美容師さんでも知ってる人は少ないのですが、
「白髪染めって普通のカラーよりもダメージしてるんです」
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順位付けするなら
市販のカラー>美容室の普通の白髪染め>僕の考えた明るい白髪染め
くらいの順番です。
これは縮毛矯正してるからダメージレベルはよーくわかるんです。
髪の強度が全く違うので!!
根元から傷まないようにしていけば・・・
その根本にある髪はいずれは毛先になることを考えれば・・・
根元の時点で傷まないようにして行った方が結果綺麗な髪にはなりやすいのです♪
だから根元のカラーは大切なんですね。
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そうなんです!!
明るい白髪染めなのに傷まないって不思議ですよね??
でも、これは白髪染めの仕組みがわかると理解できますよ!
白髪染めの仕組み
白髪染めというか普通のアルカリカラー全般に言えることではあります!
アルカリカラーっていうのは1液と2液を混ぜて塗る一般的によく言われるカラー剤のことを指します。
これの仕組みが
- 染料
- アルカリ剤
- 界面活性剤
- 酸化剤
この4つで構成されてます。
この4つを紐解いていくと
染料=発色
界面活性剤=浸透剤
酸化剤=ブリーチ、発色
アルカリ剤=浸透、ブリーチ
となります。
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そう!!
普通のカラー剤にもブリーチは含まれてるんです!!
このイルミナカラーの危険性でも示唆してますね。
ブリーチで抜いた分、入れ込む的な感じなのです。
そのブリーチが大切!!ブリーチが強ければ強いほどに発色は綺麗・・・
でもダメージする。
それと白髪はとっても強くできてます。
メラニンの代わりにタンパク質がぎっしり入ってます。
なので、あいつらはピンピンしてくるんです・・・泣
あの、ホワイトデビルめ!!!(またの名を白い恋人)
それだけしっかりしたやつなので、それはしっかり染めるためにアルカリを強くしなきゃいけないんですね。。。
「アルカリ剤が強くなる=ブリーチ力も強くなる」ってことです。
ブリーチが強くなるということはそれだけダメージも強くなります。
これが白髪染めの仕組みです。
このアルカリ剤や染料濃度はメーカーさんによって違いがあるので、どこのであればダメージ少ないというのはありません。
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というのが僕の考えです♪
根元の塗り方もとても大切
ここまでカラーのコントロールはしたけど、さらに大切なのは塗り方!
根元の塗り方が雑になってしまうとしっかりとコントロールしても本末転倒。
その塗り方は至ってシンプル。
きちんとしたリタッチ幅で塗ること!!
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リタッチ幅以上塗るということは実質的にカラーが二回された箇所が出てきてしまう
ということになりますよね??
カラー1回とカラー2回どっちが傷むか??
と言われればそれは一目瞭然。
カラーは1回の方がダメージはありません。
だからこそ、しっかりとしたリタッチ幅で塗る!!
伸びた部分だけ塗る!!
っていうのは大切なことなんです♪
リタッチの難しさで言えばブリーチもかなり難しいので・・・
この記事にあるようにブリーチのリタッチ並に丁寧なリタッチが白髪染めのリタッチにも求め羅れるのだと思っています。
白髪染めをコントロールする
白髪染め(アルカリカラー)の仕組みはわかりましたか??
僕の白髪染めはこれを完全にコントロールをしていきます。
出来上がってる白髪染めではこれがコントロールできないので、
普通のカラーでこれをコントロールをする感じです。
なので、
白髪染めを使わない白髪染めとなります。
![](https://chidalog.work/wp-content/uploads/2020/05/IMG_8969.jpg)
- ベースの明るさとなる薬剤
- 白髪が染まるように濃いめの染料
- 髪を明るくするためのアルカリ高め薬剤
これらの染料でバランスをとってカラー剤を作ります。
![](https://chidalog.work/wp-content/uploads/2020/05/IMG_8970.jpg)
先にこれを混ぜて・・・
![](https://chidalog.work/wp-content/uploads/2020/05/IMG_8971.jpg)
後から2液をいれる。
そして混ぜる
![](https://chidalog.work/wp-content/uploads/2020/05/IMG_8972.jpg)
これでしみにくい明るい白髪染めの薬剤の完成です。
カラー剤って先に混ぜてから2液いれるとしみにくくなるんです。
カラーしててしみるというお話はまた別の機会に♪
白髪染めを使わない白髪染めで自然に明るい白髪染めをしてみる
![](https://chidalog.work/wp-content/uploads/2020/05/a44e208635684b0790d39f17f8603270.jpeg)
これは今までそのコントロールした白髪染めです♪
![](https://chidalog.work/wp-content/uploads/2020/05/IMG_8968.jpg)
で根元はこれくらい白髪があります。
ここに先ほどのようなコントロールしたカラー剤を使用していきます。
白髪染めを使用しないカラー剤ですね♪
![](https://chidalog.work/wp-content/uploads/2020/05/IMG_8976.jpg)
根元もしっかりと染まっております。
![](https://chidalog.work/wp-content/uploads/2020/05/IMG_8974.jpg)
白髪染めを使用しない白髪染めでも明るく染めることができます♪
明るい白髪染めをするならおすすめの方法
- ハイライト
- 徐々に脱染させて明るくしていく
この二つの方法がおすすめですよ♪
ハイライト
ハイライト は筋状に明るくしていく技法なります。
よくホイルなどを使用しているあれですね。
あの技法だと全体に染めるよりもダメージは少なく済みます。
しかし、縮毛矯正とは相性のいいものではありませんので、縮毛矯正してる方にはおすすめしません。
でもハイライトの立体感などは可愛いです♪
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これがbeforeの状態です。
ここからハイライトやグラデーションという技法を使用して
![](https://chidalog.work/wp-content/uploads/2020/05/d436a37fc94f4248b7200970dcd2852f.jpeg)
こんな感じの可愛い寒色系にすることもできます♪
白髪染めでもブリーチデザインカラーが楽しめるのでハイライトやグラデーション、バレイヤージュなどはおすすめの技法です。
徐々に脱染させて明るくしていく
ブリーチを使用しなくても脱染剤というものがあります!
その脱染剤を使用していけば髪の色素のみを取り除いていくので明るく染めることは可能になります!
一度暗くなってしまった白髪染めを脱染剤で明るくしてあげるのもおすすめの方法です♪
白髪染めにもいろいろな技法で明るい白髪染めができる
白髪染めでも色んな技法でダメージを少なくしたり、お洒落に染めたりすることができることがおわかりいただけましたでしょうか??
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と思っていた方も少なくはないのではないでしょうか??
この記事を読んだあなたはもうどんな白髪染めもできることがわかりましたね♪
白髪をコンプレックスにせずに綺麗にできる方法はなんでもあります。
あなたのお悩み是非、お聞かせくださいね!
綺麗になるお手伝いさせてください!