シュワルツコフの水先案内人のチダヨシヒロがファイバープレックスについて本気出して調べてみた。

カラー



世を騒ぎ立てる

ブリーチの救世主

そのファイプレ(ファイバープレックス)に関して分かる範囲で全力で調べてみました。

ファイバープレックスって??

言わずとしれたシュワルツコフの開発したブリーチ添加剤ですね。

用途はこちらに。

チダヨシヒロ過去ログ参照

効力としては、

マレイン酸によるブリーチによるダメージ軽減

がメインの効果ですね。

間違いなく、ハイトーンの救世主!!

今までのハイトーンの歴史を覆す一品!!

になるわけです。

ファイバープレックス類似商品

そんなブリーチの添加剤が流行ったついこの頃。

ファイバープレックスの他に

  • ブリーチサプリ
  • R
  • Olaplex

の3種類があります。

ブリーチサプリ

ブリーチサプリは僕は使用したことはないので、何とも言えないのですが、

こちらのドSさんの記事にあるように、、、

どうやら、

ブリーチの減力剤

というのが認識的には正しそうです。

R

こちらもファイバープレックスと同じように話題沸騰商品ですね

made in イタリアの製品です。

この成分でブリーチに大きく作用するのは

(ラネス-40マレイン酸Na/スチレンスルホン酸)コポリマー

という成分が大きく効果を発揮します。

こちらはコポリマーというぐらいなので、主に皮膜作用が大きく、キューティクルの剥がれを阻止してくれる効果が大きいですね。

OLAPLEX

こちらはアメリカ?のブリーチ処理剤OLAPLEX。

正直なところ、かなり謎に包まれてる商材であることは確かです。

が、ある筋で手に入れた情報によると、、、

aminopropyl diglycol dimaleate

アミノプロピルジグリコールジマレート

という成分が日本の薬機法だと通らないようです。

なので、この成分がブリーチに対して何かしらの作用をする事は確かです。

しかし、、、

OLAPLEXは日本で仕入れると高いのが難点ですね、、、

上記3つのブリーチサプリ、R、OLAPLEXとファイバープレックスの違いは??

ここかなり重要事項ですね。

単刀直入に申しますと、、、

マレイン酸

が入っているか入っていないか…!!

の違いです。

この違いは大きな違いのようです。

マレイン酸って??

(ラネス-40マレイン酸Na/スチレンスルホン酸)コポリマーはRにも入ってます。(恐らくOLAPLEXにも?)

そして、この(ラネス-40マレイン酸Na/スチレンスルホン酸)コポリマーに関しては

外部(キューティクル)に作用するもの

との認識が正しそうですね。

なので、こちらの働きとしてはブリーチ時の強アルカリによるキューティクルの剥がれを抑えるという効果があります。

そう、かつてまでは僕もファイバープレックスに関してはその認識でした。

 

 

その証拠にこんな説明文を友人に送っていたりします。

大切なのは(ラネス40マレイン酸na)コポリマーってやつで、、、この成分がねブリーチの強アルカリに反応するのよ。

そして、このファイバープレックス1はアニオン(-)をもってるよー(これミソ)

なので、単純にファイバープレックスの1をつけるだけで髪がものすごくしっかりするよ〜(髪が酸性になると髪がギュッと強くなるのとはまた別次元)

で、

ファイバープレックス2のポリクオタニウム10(だったと思う)がカチオン(+)だから1(-)と2(+)でコンプレックス(皮膜)の完成って感じやで

 

というのが今までの僕の見識でした…!!

 

そして、

ファイプレ1はアニオン(-)なので、今後シュワさんが展開してくるであろう、塩基性カラーは(+)なので定着よし◎

みたいな線で出してくること間違いなし!

と思ってました、、、

 

 

が、

僕は主成分である一つのものを見逃していたのです。。。

その成分の名は

 

マレイン酸

 

では、

マレイン酸とは??

ファイバープレックスの成分表記を見るとわかるのですが、水の次に『マレイン酸』の表記があります。

そして、このマレイン酸の大元がジカルボン酸です。

これが主成分となるのが最大のミソとなるところ。

このマレイン酸の後の成分にPVPという成分があるのですがここもまたミソであり、

このPVPというのが優秀な成分で接着剤としての役割、コンタクトの保水液としても利用される成分です。

この

マレイン酸(ジカルボン酸)とPVPが髪の内部で反応し、

ブリーチしたときに髪の内部のフィブリル

(毛髪内部の繊維のようなもの)同士の剥がれを防ぐ…!

まさしく、ボンドブースターの名前の通りの働きをしてくれるわけですね。

 

こちらのファイバープレックスはこのマレイン酸が日本初の主成分となっているのが最大の強みであり、ここが最大のポイントのようです。

 

もっと細かく書いていくとジカルボン酸とPVPの関係性なども重要視する点なのですが、あまりにも細かくいくとわけがわからなくなるので割愛させていただきます♪(僕もアドバイスを聞いてやっと理解できたレベルですw聞きたい方は個人的にメッセください。素人意見でもよろしければwww)

 

結局どのブリーチ添加剤が良いの・・・?

僕はブリーチサプリとOLAPLEXは使用したことがないので何とも言えない部分ですが、

個人的には

ファイバープレックスが間違いないのでは?

と思っております。

 

そして、最近の風の噂では、、、

シュワルツコフがピクサムカラー30万縛りを解いたらしいとのこと…!!!

 

これはファイバープレックスが世の中に広まるチャンス…!!!

 

つまり、単純な話ですが世の中に美しいハイトーンの方が増えるということになりますね。

 

これは朗報と捉えるべき風の噂です。

 

今まで行けなかった領域へ踏み込める商材、、、、

 

素晴らしいことですね。

 

 

用法・用量はしっかりお守りください。

 

ブリーチをしてる事実は変わりません。
言い方は良くないかもしれませんが、ファイバープレックスは魔法の薬ではありません。
ただ、正しい使い方をすれば確実に効果を発揮してくれます。

僕のブログでもお伝えしている通りブリーチをしているという事実は変わりません。

 

故に、しっかりとした美容師さまにお願いすることが一番のキーになると思います。

 

ちゃんとした知識、技術を持つ美容師さまが使いこなせば間違いなく、鬼に金棒の商材です。

 

このブログもそんな美容師さまに少しでもお力になれればと思い書きました。

 

よかったらご参考にしてくださいませ。