ツヤ感のない髪は何故か、ダメージがあるように見えがちですよね。
事実、ツヤ感のない髪は光を反射しないので綺麗な髪には見えにくいのです。
では、どんな髪色がツヤ感あるように見えやすいのか?
今回はツヤの出やすい髪色やどうしたらツヤ感のでる髪になるのか?
を伝授しちゃいます♪
これを読んで、あなたもツヤ髪になりましょ☆
艶髪に見えるカラーのメカニズム
まずはツヤ髪に見えるメカニズムをご説明します。
ツヤ髪に見えるために必要なことはズバリ・・・
光の反射力なんですね。
光(電気の光でも太陽光でも)が髪に当たって反射すると、その反射した光がツヤっぽく見えるのです。
簡単な図にするとこんな感じですね。
↓↓↓

こんなメカニズムになってますが・・・これが例えばダメージした髪だとどうなるのでしょう??
髪はダメージをするとダメージホールと呼ばれる穴ができてしまい、髪の表面が凸凹してしまいます。
すると、当たった光が綺麗な反射はせず、、、色んな方向に乱反射してしまうのです。

こうなると髪は綺麗なツヤ感は出ません。
目まで綺麗な光の反射がされず、ツヤのない髪になってしまうのです。
これはくせ毛も同様で、凸凹はしてないけど表面が均等なものになってないので、同じくツヤっぽくは見えなくなります。
なので、ツヤっぽく見せるには表面の凸凹をしっかりとなくすことが大切となるのです。


お次は艶髪に見える明るさの説明をするよ!
艶の出やすい明るさ
髪の明るさによってもツヤっぽく見える明るさと、そうでない明るさがあります。

この髪の明るさのレベルを表すためのもの。
この中でどの明るさまでが艶っぽく見えますか??
上記に光を反射することを踏まえると・・・

ここまでの10トーンまでが光を反射してツヤ感が見えると思います。
でも、
毛先の方までツヤ感がしっかりとあるとなると

この矢印にある6トーンくらいまでが毛先まで綺麗にツヤっぽくなってますよね??
なので、ツヤ感が欲しいなら暗くすることが1番なのです☆
ただ、暗すぎてしまうと不自然なツヤ感になってしまうので、
『艶が欲しい!!』という場合は6、7トーンくらいに染めるのがベストだと僕は考えています。

でも、何色で染めるかによってもツヤの出方って違うのかな??

何色だとツヤは出るけど、中にはツヤを消してしまう色もあるので注意が必要だね!
艶の出やすい髪色


そう見えるはずです。
実は前者の方はマット系の要素が強く、後者の方がピンク系を強くしてあります。
その色味の違いが大きなツヤの差を出すのです。
この色相環を使って説明しますね。

この中で、ツヤが出やすい色、出にくい色はこれです。

ピンク系やパープル系はツヤが出やすい色です。
しかし、マットや黄色っぽい感じだとツヤは出にくいです。
青は赤と組み合わせれば、ツヤっぽい色を出すことができますし
緑よりの方になれば、ツヤっぽさはなくなってしまいます。
また、ブラウン系をしっかり入れるのもツヤ髪への近道です。
なので、
ツヤを出す色にしたいならチェリー系の赤からヴァイオレット系、またはブラウンを選ぶのが1番良いです◎
艶色実例
①ブルーヴァイオレット

ブルー系のベースに濃ゆいヴァイオレットを混ぜたもの。
深い青みがかってるのが見えますが、その奥にはしっかりとヴァイオレットが効いてます。
②チョコブラウン

基本に沿ったような、お手本のようなブラウン。
そのブラウンにちょっとパープルを混ぜ混ぜすると・・・綺麗なチョコブラウンの出来上がりなのです♪
③ピンクブラウン

一見ハードルが高そうなピンク系もブラウンと混ぜることで深みが増して挑戦しやすくなってます。
また、ピンクとブラウンが深く入ることで色持ちもアップしますよ!
④アッシュヴァイオレット

インナーカラー とのツートーン仕上げになってますが、
ブリーチをしてない部分はアッシュヴァイオレットをオン。
ちょっと涼しげな雰囲気のツヤ髪へ。
⑤チェリーレッド

これでもか!!
と言うくらいにデザイン性の高いチェリーレッドで攻めの姿勢です。
でも、このくらい攻めた色味でもしっかりとツヤ感があるのが素敵ですね☆
艶の出やすい髪色とは??まとめ
ツヤ感が欲しいなら・・・
- 髪の明るさは6、7トーン
- ピンク系やヴァイオレット系で染める
- キューティクルの凹凸をなくすためのトリートメントはしっかり!
この3つをしっかりと守ってもらえれば、必ずツヤ髪になれちゃいます☆
これからの季節はピンク系やヴァイオレット系、ブラウン系はやりやすい季節になってきますので、
この機会にツヤ髪を手に入れちゃいましょう♪