縮毛矯正で髪がチリチリに…原因とできる対処|ビビリ毛を最短で“見た目改善”するロードマップ
梅雨前後は縮毛矯正の失敗相談が急増します。もしチリチリ・ザラザラ(ビビリ毛)になってしまっても、完全修復はできなくても見た目・手触りの改善は可能です。学芸大学の美容室 Al Chem(アルケム) 代表・チダヨシヒロが、安全第一の打ち手を順序立てて解説します。
縮毛矯正後にチリチリ(ビビリ毛)になる理由




原因は「過度なダメージ」一択です。
縮毛矯正/デジタルパーマの薬剤+熱、あるいはブリーチなど強い化学処理に髪が耐えられず、内部構造が崩壊。乾くとチリチリ、濡れると海藻のようにテロテロ・ゴムのように伸びて切れやすい状態になります。
チェック:濡らして柔らかく溶けた感触/引っ張るとビヨーンと伸びて切れる → 本物のビビリ毛の可能性大。
まずやめること(緊急回避)
- 高温アイロンの反復(さらに脆くなります)
- 濡れ髪でのブラッシング(コームは目の粗い物を毛先から)
- 濡れたまま就寝(必ず完全ドライ。最後は冷風チェック)
- 毛先までの全体カラーの連発(当面は根元中心の設計に)
改善の優先順位と選択肢(安全順)
① カットで“ダメージ源”を外す(最優先)
最も確実でリスクが低い方法。ストレスの根本原因を除去し、以降は傷ませない設計で伸ばします。
② ヘナ系トリートメントで密度を補う

ヘナは定着性が高く、内部の空洞に入り込み密度感を補強。一般的な皮膜系トリートメントより持続が見込みやすいため、軽度〜中度の見た目改善に有効です。
③ ホームケアを“ビビリ毛仕様”に切り替え
- シャンプー:マイルド洗浄/保湿系。地肌はやさしく、毛先は泡で包むだけ。
- トリートメント:中間〜毛先に。粗めコームでなじませ1〜3分。
- 洗い流さない:軽めオイル or ミルクを毛先中心に薄く。
- ドライ:根元→中間→毛先。最後に冷風で未乾部チェック。
④ 超低負担の“ビビリ修繕”(優しめの矯正設計)

複雑骨折にギプスを当てる発想。完全修復は不可ですが、表面のザラつきを緩和できることがあります。
リスク:状態次第で悪化・断毛の恐れ。実物診断が必須です。
⑤ 酸熱系(グリオキシル酸など)を慎重に活用

酸+熱で一時的に固定する技術。使い方次第で武器にも毒にも。ブリーチ毛では良い結果が出ることもありますが、設計とアフター管理が超重要です。
現実的なゴール設定と期間の目安
- 即日:応急ケアと造作で見た目を整える(乾かし方/表面の面作り/スタイリング)
- 1〜3ヶ月:ヘナや集中トリートメント+ホームケアで手触り改善
- 3〜6ヶ月:計画カットでダメージ源を段階撤去、見た目安定
- 6ヶ月〜:新生部を傷ませず伸ばす設計に移行(カラーは根元中心)
メニュー詳細・料金はこちら(メニュー)。状態・ご予算・来店頻度に合わせて最適配分をご提案します。
よくある質問(FAQ)
Q. 本当に直りますか?
A. 毛髪は死滅細胞のため“完全修復”は不可です。ただし、カット+ヘナ+設計見直しで見た目・手触りの改善は十分可能です。
Q. もう一度縮毛矯正で直せますか?
A. 低負担設計で手触りの緩和が狙える場合はありますが、悪化リスクもあるため実物診断が必須です。
Q. どれくらいで落ち着きますか?
A. 軽度なら1〜3ヶ月、重度は3〜6ヶ月以上かけて段階的に改善。完全リセットは長さ次第で2〜5年以上が目安です。
Q. 何を買い替えればいい?
A. シャンプーはマイルド系、洗い流さないは軽めを。高温アイロン多用は避けるのが先決です。
Q. ブリーチもしてます。対応は?
A. ブリーチ履歴があると矯正系の再アプローチは特に慎重に。ヘナや酸熱の使い分け、計画カットの併用が現実的です。

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