学芸大学縮毛矯正・髪質改善専門美容師

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縮毛矯正

「縮毛矯正をかけてる髪にパーマをかけて失敗」を綺麗に改善

縮毛矯正しててもパーマは可能?失敗を避ける唯一の方法と成功の条件【画像で解説】

「縮毛矯正しているけれど、毛先に少し動きをつけたい」。そう思ってパーマをかけたらチリついて失敗…という相談が後を絶ちません。
本記事ではなぜ失敗が起こるのか/何なら可能なのかを、画像・比較表を交えて徹底解説。途中にはLINEで無料相談できる導線も用意しました。


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縮毛矯正と「普通のパーマ」が相性最悪な理由

縮毛矯正と普通のパーマの違いを図解
普通パーマ=薬剤+時間/縮毛矯正=薬剤+時間+熱。熱処理の有無が決定的な差。

縮毛矯正済みの髪は熱で形状記憶の方向づけが行われています。そこに「熱を使わない」コールド系パーマを重ねると、結合再配列の方向がチグハグになりやすく、ザラつき・チリつき・ダレが発生しやすいのです。

工程比較:普通パーマ vs デジタルパーマ

項目 普通パーマ(コールド) デジタルパーマ(ホット)
主要要素 薬剤+時間 薬剤+時間+
相性(縮毛矯正毛) 悪い(質感劣化・チリつきのリスク) 良い(熱処理同士で整合)
仕上がりの特徴 柔らかく出るが、矯正毛ではダレやすい カールの持続性・再現性が高い
難易度 低〜中 中〜(設計次第で化ける/崩れる)

縮毛矯正と相性が良いのは「デジタルパーマ」

デジタルパーマ施術の様子
デジタルパーマは縮毛矯正と同じく熱を伴う工程。相性が良い本質はここにあります。

ただし、「相性が良い=誰でも成功」ではありません
成否を分けるのは、薬剤濃度・放置時間・ロッド温度・加熱時間掛け算設計。さらに前後処理でタンパク補給・架橋を行い、化学変化で失われる強度を補います。

失敗が起きる典型パターンとメカニズム

チリついた失敗例の毛先
ブリーチ歴+縮毛矯正歴の毛先に強処方は危険ゾーン。
⚠ 失敗の本質=髪の「体力」不足

体力を100と仮定した場合:
ブリーチ−40/縮毛矯正−40/デジパ−30 → 合計−10で限界突破。
この状態で強薬+高温をかけると、タンパク変性が不可逆に進みチリつきへ。

成功の条件(処方・熱設計・前後処理)

施術後の綺麗な毛先
弱処方×熱活用×タンパク補給で、毛先に自然な動きを。
  • 最小限の薬剤:体力のない毛先ほど薄く・短く。中間〜根元と分割設計。
  • 熱設計:温度は必要最小、時間は過不足なし。既矯正部位は特に慎重に。
  • 前後処理:前処理でタンパク質・CMCを補い、後処理で架橋・pH・酸化を整えて質感安定。
  • 再現性:仕上げはシアバター等を毛先中心に揉み込み、弱風ドライでカールを手のひらに乗せるように乾かす。

実例:弱処方×熱活用で叶える自然な毛先

髪質改善後の仕上がり
チダ式髪質改善でベース強化→弱処方のデジパで毛先に柔らかな動き。

メニュー構成:カット(デザイン前提調整)/デジタルパーマ(弱処方)/質感改善トリートメント(タンパク補給・架橋)。
写真のスタイルは、乾かしてシアバターを揉み込むだけの簡単再現が特徴です。

よくある質問(FAQ)

Q. 縮毛矯正の直後でもパーマは可能?

A. 原則は一定期間を空けるのが安全。履歴・体力によって提案が変わるため、まずはカウンセリングで現状把握します。

Q. ブリーチ歴があってもデジタルパーマはかけられる?

A. ケースバイケース。体力が残っていなければ不可。可能な場合もごく弱処方+十分な前後処理が前提です。

Q. 自宅でのスタイリングのコツは?

A. アウトバス(ミルクまたはシアバター)を毛先中心に揉み込み、弱風で手のひらにカールを乗せながら乾かすと崩れにくくなります。

まとめ&ご予約案内

  • 縮毛矯正毛に普通パーマはNG。熱処理の整合が取れず質感劣化のリスク。
  • 相性が良いのはデジタルパーマ。ただし処方×熱×前後処理の設計が必須。
  • 体力見極めが成功の分かれ道。履歴と現在地を正確に把握してから施術を。


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